もっふるの日記

日々の記録や役立ちそうなことを記していきます。

楽器正宗 純醸【福島】~日本酒と食事の饗宴~

今宵のお供は先日取り上げさせて頂いた「自然郷 BIO」を醸す福島の大木代吉本店からの刺客「楽器正宗」です。

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雑誌dancyuの日本酒特集でも取り上げられていて、今後人気が高まって飲めなくなってしまうかもしれない!という衝動に駆られどうしても飲みたくなってしまいました。

 

さて、楽器という名称がお酒の名前に入っているのは珍しく感じますが、

こんな由来があったようです。

 

『楽器正宗』の名前は、大正年間二代目代吉の時、朝香宮様が当地を来訪した際、大木代吉本店の酒を所望され大変気に入り、その時随行していた宮内庁雅楽師君が代の作曲者とされる奥好義(おく よしいさ)が「酒造りも楽器を奏でることも、元は同じく神様への捧げ物」と言われたことに由来しています。二代目代吉は、醤油屋から分家したこの酒蔵を発展させ、酒造りでも既成概念を打ち破る斬新なアイデアで大木代吉本店の基礎を作りました。 

 ※大木代吉本店HPより引用

 

趣のある由来に日本酒の奥深さを感じつつ開栓します。

 

福島県産米である夢の香の特徴なのでしょうか。

華やかで上品な香りとラムネのような発泡感を併せ持ちつつも芳醇でジューシーな飲み口。

自然郷と比較すると濃厚で想像をしていたよりも重みを感じましたが、肉にも魚にも調和したハーモニーを奏でてくれました。